シルミチューで子宝祈願
いま2歳と2ヶ月になる息子。彼を授かる前に子宝祈願でお参りしたシルミチューに、約3年ぶりにご挨拶。お陰様で無事に元気な坊を授かり、すくすく成長していますよと。
ここは沖縄県中部、うるま市勝連にある浜比嘉島。浜集落と比嘉集落があるから浜比嘉島。
数年前まではシルミチューは静寂な雰囲気だったのですが、ここ数年のパワースポットブームで脚光を浴び、レンタカーで観光に来る人がとても多くなりましたよね。
実際15組ほどの観光さんとすれ違ったのですが、皆にあいさつすると全ての人たちが笑顔で返してくれたので、とても嬉しい気持ちになりました。坊にとって良い教育になります。
シルミチュー公園の駐車場に車を停め、この道を徒歩で進んでゆきます。
昔は車で奥まで進めたのですが、最近は綺麗に遊歩道っぽく整備されたのですね。
木陰が多く涼しそうに見えますが、周囲はジャングルで風通しが悪く、湿気と熱気がこもります。
そして蚊が多いので小さい子連れだとちょっと大変。
鳥居にたどり着きましたこの階段を登ればシルミチューです。鳥居があるってことは神社としての扱いなのでしょうか。神様が祀られてあることですし。
シルミチューの案内版があったので読んでみました。
森の中にある大きなガマ(洞窟)が琉球開闢(かいびゃく)の祖神(そしん)、アマミチュー、シルミチューが住んだ場所だと伝えられています。
毎年、旧正月の年頭拝みには比嘉区自治会が中心になって、比嘉のノロ(祝女)と旧家の有志が豊穣、無病息災、子孫繁栄を祈願しています。また、子ども達が踊りなどを奉納しています。
洞窟内には鍾乳石があり、子宝を授かる霊石として知られ、子授けの信仰があります。
シルミチュー案内版。設置:うるま市教育委員会
階段をの登ると、このような場所に出てきます。この柵で囲われた場所が洞窟であり、この中にご神体の鍾乳石があるのです。
3年前に訪れたときは、柵の鍵を持っている方がウガミを終えたところに偶然遭遇し、洞窟の中に入るよう勧めていただいたのでした。そして坊を授かりオギャーとなったワケです。
シルミチューの帰り道、真っ赤なオオジョロウグモを発見。これは新種か?!と心躍ったのですが、どうやら脱皮した直後は赤いらしいとの情報がインターネットで見つかりました。
さて、泡瀬の米八そばを食べて帰ろうっと。